魚病薬の怖い話Ⅱ
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12月も7日の大雪を過ぎ、名の通り雪の便り
が聞こえる季節となりました。遠い昔、上野駅
に行くと列車の屋根に北国から運ばれて来て
積もった雪を見て、何とも冬の季節感を感じた
ものです。師走の声を聞き、毎日 なかなか慌
しい時期です。
またまた、中国江蘇省昆山産から台湾に輸入
された上海カニから使用禁止されたガン誘発
物質であるニトロフラゾン代謝物が検出された
ニュースがありました。
ニトロフラゾンとフラゾリドンは発ガン性の疑い
が強く同じニトロフラン系の合成抗菌剤である
ニトロフラトイン、フラルタドンと供に食品にお
いて不検出とされる農薬等に指定されている。
初めからちょっと難かしい話となりましたが、
このニトロフラゾンって、観賞魚薬品でよく耳
にする名前です。魚の細菌性感染症や外傷
に効果があり、魚病治療薬として数種類 今
でも販売されており、最近 私も 魚が白点病
でどうしようもなく一時使用しました。
日本国内では、観賞魚のみ使用され、あとは一
切禁止です。然しながら、日本で養殖には使用
禁止の薬が、中国や台湾では大々的に養殖で
使用されていると聞きます。問題は、日本人が
食する魚には使用禁止でも、中国や台湾や東
南アジアではいいのか?、最終的には日本に
輸入され日本人の口に入る事になるのに。
7月に食用ウナギ から発ガン性の薬品が検
出され、マラカイトグリーンの話しをしましたが、
ニトロフラゾンも抗菌剤として中国や台湾の
ウナギ養殖で使用されていたと聞いてます。
なんと、日本のウナギの3匹のうち2匹は、
中国産と台湾産です、怖い話です。
どうしても狭い場所に多数の魚を押込め養殖
するのは難しい技術で、より安全な新技術の
開発・導入が必要です。また、食用の魚類に
関しても その国の生産者、輸出業者はともか
く、輸入業者や販売者が食の安全を遵守して
貰いたいと思います(ただ生産性向上や効率
優先に進まず、自分達が自信を持って安全
に提供出来る食品を販売すべきです)。
特に、中国では食の安全を脅かす問題が相
次いで発生しており、食だけでなく水の問題も
起こっている様です。長江の水質汚染は極端
で、下流の上海で飲用基準を満たす地表水
はわずか1%に過ぎない状況との事。
魚を養殖したりする際、汚染された水をふんだ
んに使用されてる事を考えると悪寒が走る思
いです。 何を言いたいか。
前回も話しましたが、私は金魚を食べませんし、
動物用医薬品として認可された魚病薬を否定し
てるわけでも有りません。人に影響する物質を
魚に使用していい筈がないと思うので、魚病の
治療時は、即効性が有り副作用の可能性のあ
る特効薬より、副作用が極力少なく即効性は
余り高くない塩やメチレンブル-等を適量より
少なめに温度調整と併せて時間を掛けて使用
する様にしてます。
写真左・真中は、家で本水槽に入る準備で、もう
1ヶ月以上トリートメント中の琉金です。
写真右は、車のアクセント(琉金シール)です。
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